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肝臓の下面をイラスト紹介!!(右葉・左葉・方形用・尾状葉・胆嚢・肝門・固有肝動脈・門脈・肝管)

専門用語解説

この記事では、「肝臓の下面」をイラスト解説している。

肝臓の下面はイメージし辛いため、是非この記事を通して整理してみてほしい。

 

肝臓の下面をイラスト紹介!!

 

肝臓の下面をイラストは以下となる。

上記イラストのポイントは以下の通り。

  • 肝臓下面は肝鎌状間膜を境に「厚くて大きい右葉」と「薄くて小さい左葉」とにく区分される。
  • 両葉に挟まれて小型の方形葉尾状葉がある。「肝門の右前方」で「方形葉と右葉の間」には胆嚢がある(方形葉・尾状葉・胆嚢の位置関係を整理!!)
  • 下面の中央には肝門があり「固有冠動脈門脈肝管」などが出入りする。
  • 肝臓の血液を集めた肝静脈は、下大静脈に注ぐ(つまり肝静脈は肝門を出入りしない!!)
  • 無漿膜野は「肝臓で唯一、漿膜に包まれていない部位」のことであり、横隔膜と接する(癒着している)。

 

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肝臓は横隔膜に接している

 

ついでに肝臓を前方から見たイラストも記載しておく。

国家試験の設問で多いキーワードとして「肝臓は横隔膜に接している」というものがあり、以下のイラストからも理解できると思う。

 

肝円索とは

肝円索とは「胎生期に臍静脈(=静脈血ではなく動脈血が流れる)として役割を果たしていたが、出生後に機能を失って変化した索状の組織」である。

肝円索(胎児期では臍静脈)は、肝状鎌膜を通る

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おまけ:肝臓の位置

 

おまけとして、身体における肝臓の位置も記載しておく。

 

関連記事⇒『臓器と触診部位の組合せで正しいのはどれか(25回)

 

 

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その他、腹部における「様々な臓器の位置関係」に関しては以下の記事で紹介しているので興味がある方は合わせて観覧し、知識を整理してみてほしい。

 

⇒『【国試の整理】西洋と東洋における「腹部」の見立て

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