この記事では、「手の陽明大腸経」の経穴である『下廉(げれん:LI8)』について解説している。
『下廉(げれん)』の概要
『下廉』の概要は以下になる。
部位
取り方
解剖
- 長撓側手根伸筋・短撓側手根伸筋(橈骨神経)
- 外側前腕皮神経
- 橈骨動脈
補足
曲池 or 陽渓を基準にした経穴距離まとめ
以下は、「肘窩横紋(曲池)~手関節背側横紋(陽渓)」までに存在する『手陽明大腸経の経穴(手三里・上廉・下廉・温溜・偏歴)』の部位を分かりやすく整理したものになる。
経絡 | 部位(曲池~陽渓) | 筋群 |
手三里 | 曲池の下方2寸 | 長・短頭側手根伸筋 |
上廉 |
曲池の下方3寸 「陽渓と曲池を結ぶ線」を4等分し、曲池から1/4 |
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下廉 |
曲池の下方4寸 「陽渓と曲池を結ぶ線」を3等分し、曲池から1/3 |
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温溜 |
陽渓の上方5寸 「陽渓から曲池を結ぶ線上の中点」の下方1寸 |
|
偏歴 |
陽渓の上方3寸 「陽渓から曲池を結ぶ線」を4等分し、陽渓から1/4 |
長母指外転筋 |
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