この記事では『エデンテスト(Eden test)』について解説していく。
※エデンテストは、テスト肢位の見た目から「気をつけテスト」と呼ばれることもある。
エデンテストの方法・陽性所見・解釈
エデンテストの方法・陽性所見・解釈は以下の通り。
方法
- 患者は座位。
- 検者は後方に位置し、患側の橈骨動脈を触知する。
- 検者は、患者に「肩を後下方へ引き下ろすように」と伝える。
陽性所見
患側の橈骨動脈拍動が減弱or消失する。
解釈
患者に「肩を後下方へ引き下ろすように」と伝えることで、肩甲帯下制→鎖骨下制が起こり、鎖骨と肋骨の間が狭まる。
従って、このテストが陽性になることで肋鎖症候群の可能性を示唆する。
胸郭出口症候群テストのリスト
以下は胸郭出口症候群のテストのリストとなる。
興味がある検査があればチェックしてみてほしい。
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