夏休みは学校の授業がない!!
っということで、自分で自由に使える時間がメチャクチャ増えました。
で、休み明けからは再び授業に縛られながらの日々が始まる。
なので「自由に使える夏をいかに有効に使うか」を考えた末にたどり着いた結論が以下です。
半年間、あん摩マッサージ指圧の学校で勉強して分かったのですが、学校は「実技に特化した内容を学ぶ場所」ではないということ。
西洋医学(進級すれば徐々に東洋医学も学ぶ)を中心に、座学に占めるウェイトが結構多い。
で、実技練習も(少なくとも1年生の前期は)臨床で即戦力になるモノではなく、基礎的な内容が多い。
私が「あん摩マッサージ指圧の学校へ通おうと思った第一の目的」は
「健常者も含めて、人を癒せる技術を身に着けたい」だったので、
既に一度学んでいる基礎知識を再学習することにあまり価値を見出せません。
で、基礎的なあん摩マッサージ指圧(特にあん摩)の技術に関しては前期で放課後などを通してくり返し練習したので、そろそろ自発的に臨床でも活用できそうな技術を身に着けるべくアクションを起こしても良いのではないかなと。
目次
整体学校その① 「ほぐし」「癒し」に特化した整体を選択
こんな考えもあって、夏休みには整体学校を探し始めました。
ただ、整体学校は数が多すぎて、なかなか学校を絞るのに時間がかかりました。。
さすが東京。
そんな中で以下の特徴を持った学校へ決めました。
どうやら整体と一概に行っても「リラクゼーション系」と「治療系」に大きく分類されるらしい。
で、リラクゼーション系は、その名の通り「リラクゼーションサロン」などで健常者を対象に「浮腫み」「首・肩・腰の凝り」などを解して癒してあげるスキルをメインに学ぶ学校なようです。
一方で「治療系」は、リラクゼーション系よりも「症状の改善」に重きを置き、施術中の心地よさは必ずしも求めていない。
治療系な学校では、具体的には以下などが含まれる印象を受けました。
- ボキボキと関節を矯正
- 単に触れられているだけで、施術中に心地よさは感じない
- 施術中に激痛を伴う(我慢してもらう)
で、最終的に良くなれば良いのだと。
そして(くり返しになりますが)私があん摩マッサージ指圧学校へ入学した目的は以下になります。
なので、「ほぐし・癒しに特化した授業内容」の整体学校を選びました。
で、「治療系の手技も付け加えたいならオプション(有料)という形で治療系技術も追加できる」というスタンスを取っています。
この整体学校のシステム
授業は朝から夜までやっていて、その中で自身の都合の良い日程・時間帯をスマホで予約して受講するというシステムです。
受講生は非常に多く、目的もばらばらで例えば以下の通り。
- 全く別の仕事をしつつ、転職目的で通う人
- 脱サラして、毎日通っている人
- 特に仕事として活用する気はないが、家族などにスキルを使用して喜んでもらいたいという人
・・・などなど。
カリキュラムはシッカリしていて、段階的に様々な手技を「難易度の優しいモノから難しいモノへ徐々に移行していく」という形で組み込まれています。
で、学んだ主義が一定水準に達していると講師に認められれば、次の手技を教えてもらえて。。。ってな感じで授業が進んでいきます。
また、基本的にはランダムに受講生同士がペアを組まさされて、45分毎に交代しつつ、学んだ手技(主にほぐし・癒しの手技)を使いつつ施術のしあいっこをするというスタンスです(この施術をしている間に講師の先生が巡回してきて、指導してくれたり、講師に手技を受けてもらって合否を判定されたり、新しい手技を学んだりってことをしていきます)。
色んな健常者の体を触れる機会が得られるのは良いですね。
いつも同じ人とばかりペアになっていては分からない発見が毎回あります。
また、同じ手技を学んでいる受講生同士で施術をしあいっこするだけあって、お客さんでは言ってもらえないような「厳しい意見」や「嬉しい意見」を論理的に、的確にフィードバックしてくれるので、参考になる点も多いです。
私の場合は「既に解剖学など身体についてある程度理解している」「夏休みを最大限活用して通いまくった」「通った際は、朝から晩まで入りびたることもしょっちゅう」だったため、1年で修了できるよう組み込まれたカリキュラムを8月中旬から9月中旬の1か月の間で半分ほど修了でき、講師や他の受講生に驚かれました(苦笑)。
で、9月中旬からは別の用事で忙しくなるため、12月下旬まで休学させてもらっています(休学は在校中に、最大3カ月可能なようです)。
整体学校その② リラクゼーションサロン 無料研修センター
学校の友人から以下の連絡が9月上旬に送られてきました。
どうやら、そこで1カ月ほどリラクゼーションサロンで必要なスキルを勉強しているようです。
最初は、その話を受け流していたのですが、友人があまりにスキルアップを嬉しそうに語るので、自分も参加してみようと思うに至りました。
結論から言って、この研修センターに通えたのは非常に有意義でした。
前述した整体学校の内容をギュッとポイントだけ絞って凝縮させた感じでしたが、(本質は一緒なのですが)指導の切り口が多少異なっていたりするので、リラクゼーションというものに対する理解が深まった気がします。
本当は友人と一緒に研修センターへ通いたかったのですが、
友人は、講師から「もうサロンで働いてOK」とゴーサインが出てしまい(本人は嫌がっていましたが)無理やり研修センターを卒業させられてしまいました。
なので、私一人で研修センターへ通うことに。
私は友人と異なり「(アルバイトをしている関係もあって)毎日ではなく週2のペースでしか通えないこと」や「友人は1カ月半くらい研修センターで勉強できた」ということもあって、私の場合は2カ月くらい勉強させてもらえる気でいました。
ただ、すでに整体学校である程度スキルを身に着けていたこともあってか、5回くらい研修に参加しただけで卒業許可が出てしまい、10月の学校開始と同時に、リラクゼーションサロンでも働く羽目になってしまいました。。。
先生は、テンプレートな手技だけでなく、質問すれば+αで色んな手技を教えてくれる方だったので、もう少し研修センターで学びたかったな・・
以下は研修センターの様子。
っということで、今は「訪問リハビリ」と「リラクゼーションサロン」のダブルワークをしています。
リラクゼーションサロンに実際は働いてみて感じたこと。。。
この点に関しては、また別の記事で感想を述べたいと思います。。。
10月からは指圧学校にも参加予定
ここまで2つの整体学校(研修センター)を紹介してきましたが、この2つの整体学校へ通おうと決断する以前から「10月から指圧学校へ3カ月通おう」と決めて予約していまいた。
学校授業に、訪問リハビリに、リラクゼーションサロンに、指圧学校・・・
10月からは、更に多忙な日々を過ごすことになりそうです。
※更に11月からイベントが加わるので、11月を無事乗り切れるかが直近の山場となりそうです。
※そもそも、学生に戻って悠々自適な生活を送りたかったのに、なんでこうなっちゃったのだろうか? いずれは、全てフェードアウトして、またノンビリした学生生活へ戻るのを夢見ています。
重複した内容を、再度記載して終わりにします。
最期に、こまで述べてきた内容を再度記載して終わりにします。
私があん摩マッサージ指圧の学校に入った動機は「人を癒すような手法をあまり知らない。この点を勉強すれば、理学療法の治療系スキル以外の幅も広がるのでは」という発想からです。
でもって学校の授業内容では、アライメント変異や関節矯正なども組み込まれており、それらも楽しいので学んではいますが、私の第一目的は「国家資格を取得しつつ、リラクゼーションスキルも身に着ける」という点です。
やはり、この点はブレないようにして3年間を過ごしたいという思いがあり、この思いを達成するには「リラクゼーションサロンで働いてみる」「そういうのに特化した学校にも通ってみる」と思うに至りました。
ホリエモンや与沢翼などは「どんなスキルも80%レベルであれば、集中して学ぶことで、短期間で到達可能」と述べています。
ただし、そこから100%レベルへ到達するには、80%レベル到達に要した期間の何倍もかかるし、そもそも到達できる保証もない(センスも必要)。
なので(そのスキルを100%習得することを否定はしないが)これからの時代は「80%以上のスキルを複数持っており、それを掛け合わせて展開できる人の方が、飛躍できる可能性が高い」というスタンスの様です。
で、リラクゼーションスキルは80%に到達するのは比較的容易だと感じます。
どんな素人でも、ある程度学んだ後にリラクゼーションサロンで働いていれば、自然とスキルは向上し、勉強せずとも感覚的にある程度は上達出来てしまう印象を受けます。
※実際に働いてみて、初心者と1・2年目の人たちには雲泥の差があるのですが、5年目と10年目の人を比較した際に、そこまで差があるとは思えない(むしろ、この位の経験年数になってくるとセンスとかが求められてくる)。
発想を変えると、この業界(リラクゼーション業界)は「80%位のスキルを有している人達がゴロゴロと存在している業界」ということになり、その中で差別化を図るには、「価格」や「治療系にも手を出す」「センセーショナルなブランディング」などが必要となる複雑な世界なのだと、現時点では感じています。
なんだか取り留めのない話をダラダラとしている気がしますが、現在の私の目標は以下になります。
なので私の様にほぐしスキル0%⇒80%(とはいかなくても50%くらい?)までは集中して学び、それをクリアしたら別のことに注力したい。
そのフェーズに移行するまでは短期集中で頑張りたい。
このレベルに到達出来たら、あとは学校でみんなと和気あいあい実技練習しながらノンビリ過ごしたいですね(在学中しか出来ないことですから)。
関連記事
以下は、「入学直前」「1年生」「2年生」「3年生」における日記・備忘録を記した記事をまとめてある。
入学前の日記
- 無事に退職願を提出! 同封した「感謝の手紙」も公開するよ♪
- 僕の方こそ、感謝です! 先輩セラピストからの手紙内容に感激。。
- 退職まで残り1日 | 多くの別れを経験しました
- 【病院を退職】沢山の「思い出」と「経験」をありがとう!
- 3月:東京生活スタート
1年生の日記
- 1年目4月:学校生活スタート
- 1年目5月:学校生活慣れてきた
- 1年6月:入学後初めてのテスト(前期中間テスト)
- 1年目6月【中間試験】:感想文を書いたよ(テーマは「訪問マッサージの未来について」)
- 1年目6月【資格取得】:理学療法士の試験合格! 先日、認定証が届きました。
- 1年目7月:もう期末試験が始まるよ
- 1年目7月【おススメ書籍】:夜間部の人に「ウエマツ総研」を紹介してみた
- 1年目7月【認定資格】:最新版の「認定理学療法士」の人数が公表された
- 1年目7月【国家試験】:「2020年以降の国家試験の出題構成」が変更になる件
- 1年目8月:夏休みに突入
- 1年目9月:夏休み後半は「新たな挑戦」+「資格取得」を!
- 1年8~9月【ついに始動】:リラクゼーションスキル向上プロジェクト
- 1年目10月:学校後期がスタートしたよ
- 1年目11月:充実した日々が送れてます
- (概要まとめ)筋膜マニピュレーション講習会!6日間を乗り越えて
- 1年目12月:今年最後の試験! そして冬休み!
- 【感想】浪越ファミリー指圧教室へ行ってみた
- 1年目1月:明けまして、おめでとうございます
- 1年目1月【ジョハリの窓】:サロン店長から手紙をもらった
- 1年目2月:無事に進級できました
- 1年目3月:春休み突入!整体学校卒業試験に合格
2年生の日記
- 2年目4月:東京が緊急事態宣言を発令!新学期開始が延期に・・
- 2年目5月:定額給付金10万円+持続化給付金30万円の臨時収入ゲット!
- 2年目6月:店長が辞めた
- 2年目7月:実技テストの結果
- 2年目8月:猿でもわかる「整形外科の授業」
- 2年目9月: 整体(サロン)について語ります
- 2年目10月:第二フェーズへ移行します!
- 【無責任】竹井仁PTの整体院(筋膜博士の筋膜整体院)へ行ったが不在だった件 | 筋膜マニピュレーション/理学療法士
- 2年目11月【新バイト】:整形外科クリニックへの勤務を開始しました
- 2年目11月:気づいたら「ゴートゥーイートの魔術師」になっていた
- 2年目11月:好評にて、訪リハ増回。18時過ぎまで働くことに
- 2年目12月:「コロナ禍における業界話」を先生がしてくれた
- 2年目1月:学校がリモート授業を開始した!実際に体験した感想は・・・
- 2年目2月:「フレイル対策推進マネージャー」のコンテンツを修了したよ
- 2年目3月:最後の実技授業! 先生に指導してもらえて良かった(一生の思い出)
3年生の日記