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【感想】浪越ファミリー指圧教室へ行ってみた

未分類 - 学生生活 - 1年目
【感想】浪越ファミリー指圧教室へ行ってみた

日本指圧専門学校(浪越学園)が経営している「浪越ファミリー指圧教室」へ行ってきました。

 

目次

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『浪越ファミリー指圧教室』って何だ?

 

浪越ファミリー指圧教室というのは、日本指圧専門学校(浪越学園)が実施しているサービスです。

 

参加することで、日本指圧専門学校(浪越学園)に入学して学ぶ「基本指圧」というものを教えてもらえます。

 

この「基本指圧」は浪越学園の根幹となる「全身指圧」であり、在学中は何度も繰り返して身に着けていくものです。

 

これを門外不出とせず、オープンに一般の人でも学べる環境を作ってくれているのは非常に有難いことです。

 

浪越ファミリー指圧教室のカリキュラムについて

 

浪越ファミリー指圧教室のカリキュラムの特徴は以下の通りです。

  • 全15回を約3カ月で学んでいく
  • 全15回のうち、最後の2回は復習に当てられている
  • 1回の受講時間は「1時間30分」
  • 「毎週水曜日・金曜日 13時30分~15時」のペースで学んでいき、個人の都合で曜日・時間変更はできない。
  • 都合が悪く受講できない日程があっても、別の日程で学ぶことはできない(ただし、最後の2回にある復習でリクエストすることはできるし、他の手技を学ぶ日でも時間が余ったりしたら教えてくれたりもする)。
  • 全15回コースが、年に3回開催されている(1・5・10月コースとある)

 

全15回カリキュラムの以下な感じで進行していく(状況に応じて変更する場合もあるらしい)。

 

1回目 オリエンテーション・座位指圧(肩甲上部)
2回目 腋窩部~上腕外側部
3回目 前腕外側部~上肢伸展
4回目 鼠径部~膝蓋骨周囲
5回目 下腿外側~下肢伸展
6回目 後頭部~肩甲下部
7回目 腸骨稜上部~膝窩部
8回目 下腿後側~足底部・背部調整
9回目 頭部・顔面・座位指圧(前頸部)
10回目 前頸部~後頸部
11回目 肩甲上部~手圧+なでおろし
12回目 腹部<の>の字掌圧・20点
13回目 腹部(臍の周囲部~十字掌圧)
14回目 復習
15回目 復習

 

受講料に関して

 

浪越ファミリー指圧教室の受講料は以下の通り。

 

受講料43000円(40000円+テキスト代3000円)

 

ちなみに、「全15回の指圧教室を修了した人」は15000円で再受講することも可能です。

 

再受講する際は、1コースが(15回ではなく)8回に減りますが、「スキルを向上させたい手技」や「苦手な手技」のある日程を選択して受講することが可能です。

 

ちなみに、この「再受講」は1度しか受講できるわけではありません(改めて再受講を受けたい場合は、もう一度15回コースを受ける必要があります)。

 

 

浪越ファミリー教室で使うテキスト

 

浪越ファミリー教室では、以下のオリジナルテキストを使います。

 

書籍代は3000円で、ファミリー指圧を受講するにあたって購入することになります。

 

 

 

難しい用語を使わずに解説してくれているので、一般の方でも馴染みやすいですし、写真・イラスト・文章を駆使して押圧部位・押圧ポイントなどをレクチャーしてくれているので非常にわかりやすいです。

 

浪越学園の教科書と同様に、アマゾンでは購入できませんので貴重です。

 

 

浪越ファミリー指圧教室の写真

 

浪越ファミリー指圧教室は、浪越指圧治療センター内で開催されます(何階で開催されたかは忘れました)。

 

 

入り口付近では、浪越徳治郎先生がお出迎えしてくれます。

 

 

建物右側の「治療室 入口」より入ります。

 

  

入口に入ると「浪越指圧治療センターの受付」があるので、(その奥に入らず)左側にあるエレベーターで(何階かは忘れた)教室へ向かいます。

 

 

以下が教室です。

 

 

浪越ファミリー教室のアレコレ

 

浪越ファミリー教室が掲げるゴールは以下の通り。

  • 指の形には個人差がある(苦手・甘手など)ので、自身に合った指圧が習得できる
  • 家族へ安全に指圧が出来るようになること

 

あくまで「ファミリー教室」であり、専門用語も極力使わずに解説してくれ、ゴールも「あん摩マッサージ指圧師と同様な施術が出来るようになること」ではなく「家族を癒して上げれるようになること」といった感じです。

 

一方で、浪越学園で学ぶ「基本指圧」をそのまま教えてくれているので、有資格者であればバンバン治療に応用することが可能です。

 

また「ファミリー教室」だからといって「専門的なことを聞くのはNG」という訳ではないので、専門家や医療系学生が参加して、臨床で困っていることや疑問点などを専門用語も交えながら質問するのも全然OKです。

 

※ただ、教えてくれるのは手技はあくまで「基本指圧」であり、補足として「こういうポジションが難しい場合は○○というポジションもある」などの+αは教えてくれますが、あまりにも「基本指圧とは異なる応用」は教えてもらえません。

 

一般の方に理解できる分かりやすい説明で進行していきますが、専門職の方が質問した場合は専門職の方に合わせた回答もしていただけます。

 

質問好きな友人と一緒に受講したのですが、授業が終わってからも嫌な顔一つせずに受け答えをしていただけたのが好印象でした。

 

講師は経験年数の異なる複数の方が担当して下さり、浪越指圧における根幹部分の認識は共通していますが「在学していた年」や「卒後に培ったバックグラウンド」や「自身の指が甘手か苦手か」などなどによって細かい部分は質問への解答は先生ごとに少し違っていたりします。

 

この点に関しては、この業界における「あるある話」なので、講師の方も「私はこの様にお伝えしたけれど、他の方では違う回答が得られるかもしれないので、他の方にも聞いてみて」と添えてくださったりします。

 

理解を深めたかったり、腑に落ちないことがあったりしたら、複数の講師に聞いてみるのは非常に参考になると感じました。

 

※毎回の授業を担当する講師は1人です。

 

1コース15回のカリキュラムで、どの程度習得できるのか?

 

やはり実際に講師に「指導してもらったり」「指圧をしてもらったり」という体験は、習得度合いを加速させてくれます。

 

とは言っても、全くの素人さんが15回カリキュラムを受けたからといって、完璧にマスターすることは難しいと思います。

 

※日本指圧専門学校(浪越学園)の授業で、同じような内容を数年にわたって何度も練習する内容なので当然といえば当然ですが。

 

一方で、既に臨床で働いている方や学生は、(完璧とはいかないまでも)ある程度習得することは可能で、自身の治療概念に付け足して活用することは十分に可能です。

 

 

浪越指圧DVDもおススメ

 

浪越ファミリー指圧のオリジナルテキストは販売されていませんが、浪越指圧DVDならアマゾンなどで普通に購入できます。

 

 

内容は「(浪越ファミリー指圧教室で学べる)基本指圧+α」な内容です。

 

デモ動画は以下になります。

 

 

ただし、(当然ではありますが)DVDを見るだけなのと、実際に教室で学ぶのとは全然違う。

 

私たちが身に着けたいのは「知識」ではなく「技術」なので、実際に指導を受けないことには「分かった気になるのが関の山」だと感じました。

 

※私は先にDVDを購入して「分かった気になって」浪越ファミリー指圧教室へ参加しましたが、やはり手の角度・圧の程度・テンポなどなど全然理解出来ていないと指導してもらって初めて実感しました。

 

※これは「浪越ファミリー指圧教室のテキスト」だけ持っていても習得は難しいのと同じです。

 

とは言っても、授業の予習や復習に活用できてるのでDVDはススメです。

 

持っていると理解度がメチャクチャ高まります!

 

講習中における写真・動画撮影は禁止なので、DVDの価値は尚更高いと思います。

 

 

日本指圧専門学校について

 

日本指圧専門学校(浪越学園)に関しては以下の記事でもまとめているので、興味がある方は観覧してみて下さい。

 

⇒『日本指圧専門学校(浪越学園)を紹介するよ(特徴・学費など)

 

 

関連記事

 

以下は、「入学直前」「1年生」「2年生」「3年生」における日記・備忘録を記した記事をまとめてある。

 

入学前の日記

 

 

1年生の日記

 

 

2年生の日記

 

 

3年生の日記

 

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