退職が、いよいよ明日に迫りました。
多くの別れを経験し、切なかった・・
デイケア利用者さん達との別れ
以前、餞別を頂いた利用者さんと会うのも今日が最後。
関連記事⇒『利用者さんに餞別を頂きました』
私も別れが寂しかったし、利用者さんも別れを惜しんでくださってました。
で、最後は握手をしてお別れしました。
その他にも、多くの利用者さんが「今日でお別れ」でした。
皆さん「寂しい」と言ってくれましたが、最終的には「人生を後悔しないためにも、頑張るんだよ」と温かく見送ってくださいました。
実りある人生を
デイルームでパソコン業務をしていると職員さん同士で以下の様なやり取りをしてくれました。
(私、パソコンうちながら、黙って苦笑い)
利用者さんは達観されているようです。
あとは、会話をする中で、こんな事を言って下さる利用者さんもいました(90代後半で、まだ認知症も無く、屋内であれば伝い歩きの出来る元気な利用者さんです)。
・・胸に刺さる言葉でした・・・。
デイケアスタッフとの別れ
デイケアスタッフさんは、非常勤で毎日出勤しない人もいるため「今日で会うのが最後」な人が何人もいました。
で、帰り際、一人一人とあいさつを交わしました。
私が入職する前から勤務しているベテランさんから、最近入職した新人さんまで。。
ベテランスタッフさんとの別れ
ベテランさんには、リハビリの補助を快く引き受けて下さり、テキパキとした行動に、私は本当に救われました。
嫌な顔一つせず、笑顔で協力してくれた皆さんに感謝です。
新人スタッフさんとの別れ
新人スタッフさんは、純粋で真面目で初々しくて、利用者さんの何気ない話にも親身になって傾聴をしていて、非常に好感のモテる方でした。
最後に「私が言うのも何なんですが、これからも頑張ってください!」っと声をかけてくれました。
「これからも頑張ってください」は私が言おうとしたセリフだったのですが、本当に立場が逆転したような会話のやり取りでした。
彼女と利用者さんと話を、パソコン業務をしながら、あるいは遠目で観察していると、昔の自分を思い起こさせるような、何とも言語化できない癒しを感じていました。
「かなり意見が対立して揉めたことのある職員さん」とも挨拶を
デイケアの利益について管轄する職員さんとは、私が入職直後からもめました。
当時の私は、正義感が強く、利益など二の次三の次、訪問リハビリも兼務していたため、面倒臭い手続きをしなくては取得できない報酬など興味がありませんでした。
彼女には「○○君は、午後になると訪問にばかり出かけてしまい、デイケアの事など何も考えていない」っと事務長に直談判されたことを、後で事務長越しに聞かされたこともありました。
※だって、訪問リハビリも増やせって言われているし、仕方ないじゃん・・・
※こんな風に、デイケアを(可能な限り不平が出ないように)運用しつつ、訪問リハビリの収益も保ち続けるという、バランス感覚が必要な仕事を担当していました。
そんなこんなで100%デイケアの意向に沿うことが出来なかったため、そこから対立が生まれることもありましたが、この方も非常に優秀な方であることには変わりなく、色々な面(特にパソコン関連)で心強い味方になり、時には訪問リハビリで必要なハード面の調整も快く引き受けてくれました。
※最後の数年間は「デイケア重視」に病院の考えがシフトし、訪問リハビリをガンガンしなくて良くなったので、私がデイケアで過ごす時間も増え(なのでデイケアの意向に沿うことが可能となったため)、文句を言われることも無くなりましたが(笑)。
最後の別れ際、以下の様に行ってもらえました。
「あなたの様な優秀な方に、教えること等ありません」と答えると、
「そんなことない。とりあえず、最後なんだから、ブログの名前教えてよ」と(笑)。
別ブログでは1日1~3万アクセスが集まっているのを伝えると、(パソコン関連に強い方なので)非常に興味を持ち、何度も教えてくれとせがまれましたが(病院の悪口は一切書いていない、っというかプライベートは一切排除した記事ばかりなブログですが)恥ずかしいし、この人に伝えるという事は院長夫人などにも情報が筒抜けになってしまう恐れがあるので、丁重にお断りしておきました(笑)。
皆さん、介護に携わるので腰痛には気を付けて!
この仕事、体が資本ですからね!
益々のご健勝をお祈りいたします。。。
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以下は、「入学直前」「1年生」「2年生」「3年生」における日記・備忘録を記した記事をまとめてある。
入学前の日記
- 無事に退職願を提出! 同封した「感謝の手紙」も公開するよ♪
- 僕の方こそ、感謝です! 先輩セラピストからの手紙内容に感激。。
- 退職まで残り1日 | 多くの別れを経験しました
- 【病院を退職】沢山の「思い出」と「経験」をありがとう!
- 3月:東京生活スタート
1年生の日記
- 1年目4月:学校生活スタート
- 1年目5月:学校生活慣れてきた
- 1年6月:入学後初めてのテスト(前期中間テスト)
- 1年目6月【中間試験】:感想文を書いたよ(テーマは「訪問マッサージの未来について」)
- 1年目6月【資格取得】:理学療法士の試験合格! 先日、認定証が届きました。
- 1年目7月:もう期末試験が始まるよ
- 1年目7月【おススメ書籍】:夜間部の人に「ウエマツ総研」を紹介してみた
- 1年目7月【認定資格】:最新版の「認定理学療法士」の人数が公表された
- 1年目7月【国家試験】:「2020年以降の国家試験の出題構成」が変更になる件
- 1年目8月:夏休みに突入
- 1年目9月:夏休み後半は「新たな挑戦」+「資格取得」を!
- 1年8~9月【ついに始動】:リラクゼーションスキル向上プロジェクト
- 1年目10月:学校後期がスタートしたよ
- 1年目11月:充実した日々が送れてます
- (概要まとめ)筋膜マニピュレーション講習会!6日間を乗り越えて
- 1年目12月:今年最後の試験! そして冬休み!
- 【感想】浪越ファミリー指圧教室へ行ってみた
- 1年目1月:明けまして、おめでとうございます
- 1年目1月【ジョハリの窓】:サロン店長から手紙をもらった
- 1年目2月:無事に進級できました
- 1年目3月:春休み突入!整体学校卒業試験に合格
2年生の日記
- 2年目4月:東京が緊急事態宣言を発令!新学期開始が延期に・・
- 2年目5月:定額給付金10万円+持続化給付金30万円の臨時収入ゲット!
- 2年目6月:店長が辞めた
- 2年目7月:実技テストの結果
- 2年目8月:猿でもわかる「整形外科の授業」
- 2年目9月: 整体(サロン)について語ります
- 2年目10月:第二フェーズへ移行します!
- 【無責任】竹井仁PTの整体院(筋膜博士の筋膜整体院)へ行ったが不在だった件 | 筋膜マニピュレーション/理学療法士
- 2年目11月【新バイト】:整形外科クリニックへの勤務を開始しました
- 2年目11月:気づいたら「ゴートゥーイートの魔術師」になっていた
- 2年目11月:好評にて、訪リハ増回。18時過ぎまで働くことに
- 2年目12月:「コロナ禍における業界話」を先生がしてくれた
- 2年目1月:学校がリモート授業を開始した!実際に体験した感想は・・・
- 2年目2月:「フレイル対策推進マネージャー」のコンテンツを修了したよ
- 2年目3月:最後の実技授業! 先生に指導してもらえて良かった(一生の思い出)
3年生の日記
- 3年目4月:卒業生は各々の道を歩みだす! + 当クリニックは詐欺広告で求人募集している?
- 3年目5月:辞めたい!?「5月病」を予防しよう
- 3年目6月:学校でのパワハラ「資格でも持ってんの?事件」について
- 3年目6月:また整形外科クリニックで理学療法士が辞めた
- 3年目7月:期末テスト終了!そして夏休み!後期カリキュラムも発表
- 3年目8月:夏休みを制する者は国家試験を制する!
- 3年目9月:事業スタート!!!「訪看ステーションの従業員」に対するコンディショニング開始
- 3年目10月:最高難易度だった「卒業試験」
- 3年目11月:卒業試験の結果 + そして退職へのカウントダウン
- 3年目12月:転職活動の裏側を暴露 + 卒後の進路も最後に公表
- 3年目1月元旦:3年間の振り返り!!
- 3年目1月:理学療法士2名による講義
- 3年目1月末日:院長からのメール(整形外科クリニックを退職しました)
- 3年目2月:訪問看護ステーションを退職!! 「陰での努力」は必ず誰かの目に留まる。
- 3年目2月:「30回 鍼灸あん摩マッサージ指圧国家試験」開催! 大正大学で受けてきた
- 最終日記:卒業。そして、その先へ