2年目9月: 整体(サロン)について語ります

学生生活 - 2年目
2年目9月: 整体(サロン)について語ります

学校生活2年目9月。

「前期の期末試験」を終えた後、すぐに「後期授業」に突入です。

 

目次

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久々に整体教室へ

 

休学していた整体学校へ久々に通ってみました。

 

卒業試験はクリアしているので、余りの期間は、休学届けも出しつつ、余裕のある期間にチビチビと参加しています。

 

サロン手技の実験場所として丁度良い

 

卒業するまでは、学校で学んでいる手技しか講習中は使用できないのですが、卒業後は(ある程度の)裁量権を持つことが出来るので「サロンで試したい手技」なんかも少しは織り交ぜながら学んでいます。

 

リラクゼーションサロンでは「あまり露骨にお客さんを実験台に出来ない」ので、45分相手の体を借りて手技を練習できる環境は貴重だと感じます。

 

サロンでも練習は可能ですが、どうしても「隙間時間」になってしまうので「一連の流れとして実験台になってもらう」というのは有難いです。

 

 

講師から色んなアドバイスをもらえる

 

また、サロンで困っていることなども、講師に相談するとアドバイスをもらえるのも有難い。

 

同じ質問でも講師によってアドバイスはさまざまなので、多様な考えを吸収できるのも「卒後に通うメリット」だと感じます。

 

本日は、足部に対するアプローチ方法を複数教えていただき、その手技も含めて楽しみながら練習できました。

 

先生によって「肘を使う手技」「母指揉捏」「内外果・踵骨周辺の押圧ポイント」など色んなアドバイスが貰え、実際にペアになった人にも試したのですが、どれも好評でした。

 

早速、次回のサロンで試してみたいと思います。

 

 

リフレクソロジーを無料で受けれる

 

時間帯によっては「リフレクソロジーコース」を受講する人も混じっていることがあります。

 

で、その方のペアがいないときは、ペアとして(リフレを受講していなくても)立候補して、45分間リフレの練習台になることが出来ます。

 

何度か立候補して受けたのですが、「コース卒業間近な方々」に当たることがほとんどなためか、お店で受けるリフレと遜色は無いくらいお上手で、それを無料で受けれるのは嬉しい特典だと感じます。

 

 

今後もチビチビと受講し続けます

 

来月からは、再び2カ月ほど休学予定。

 

既に整体学校は卒業しているので、この調子で休学猶予を利用しつつ、チビチビと参加して、手技療法に対するモチベーション維持・スキルアップに努めていきたいと思います。

 

 

リラクゼーションサロンが繁盛している

 

コロナウイルスの影響が尾を引き、いまだにコロナ以前まで客数が戻っていません。

 

ただし、僕が勤務する週末(土曜日)は、平日に比べるとかなり戻ってきており、平日・週末で客数の波が激しい印象を受けます。

 

本日は、1年間サロンに勤めた中で、最高人数を施術しました。

 

過去最高人数を施術できて充実していた

 

僕は週1回(土曜のみ)、以下の時間で働いています。

18時~最終受付22時30分(以降、客がいれば23時30分まで延長)

 

でもって、今回は以下な感じでした。

 

~~17時45分⇒お店に到着(掃除や予約の確認)~~

  1. 18時00分~19時00分⇒60分コース1人目の予約が入っており施術
  2. 19時10分~20時10分⇒60分コース2人目を施術(2人目の施術終了し、ちょっと休憩+雑務)
  3. 20時30分~22時00分⇒90分コース1人目を施術
  4. 22時15分~23時15分⇒60分コース3人目を施術

 

「60分コース3名」「90分コース1名」計4名を施術。

僕の勤務時間を考えると、施術できるマックスの人数だと思います。

 

 

基礎の重要性

 

当サロンは、(申告しない場合は)インターバル10分です。

 

でもって「そんなに立て続けに施術して疲れないか」と思う方がいるかもしれませんが、体重圧を利用すれば腕力は不要なのでヘッチャラです!

 

それに加えて「肘を使うことで母指を休めれる」「自身もベッドへ座って施術をする」といった工夫もすれば尚更平気です。

 

「母指が痛くならないためのコツ」や「体重圧の基礎」は以下の記事で解説しているので参考にしてみて下さい♪

 

 

 

 

整体学校へ通ってよかった

 

特に体重圧は「お客へ自身の力みを伝播させることなく、リラックスして施術を受けてもらうため」にも必須です。

 

この基礎は整体学校で叩き込まれたのですが、サロンで働いている人の中には、この基礎が御座なりになっていて苦労している人もいます。

 

なので、「あん摩マッサージ指圧学校と並行して整体学校にも通うよう決断したこと」は正解だったと感じています。

 

今回は、お客への満足感も満たしつつ、先日整体学校でもらったアドバイスも実験的に2割ほど入れ込んで施術しました。

 

非常によい勉強になりました。

 

 

同級生がサロンに遊びに来てくれた

 

同級生がサロンに遊びに来てくれました。

 

今回で2回目、サプライズ訪問です。

 

でもって「半年前に施術された時と比べて、凄く上達している」と褒めてくれたので嬉しかった。

 

前回も高評価をもらっていたのですが、課題点もアドバイスしてもらっていたので、その点を踏襲して以下を留意しまいた。

  • 痛くしないように
  • 手技はシンプルなものを厳選して

 

痛くしないように!

同級生は「強くほぐされるのが好きなタイプ」ではありません。

つまり、うちのサロン愛用者(メチャクチャ強押し好き)とは全く異なるタイプなので、体重を乗せすぎないよう注意しました。

※初見さんや女性も、この点を留意していてサービス提供するようにしています。

 

手技はシンプルなものを厳選して

以前施術した際に、同級生より以下のアドバイスをもらいました。

手技が多彩過ぎて、手技を見せびらかされている感がしたのが残念。確かに手技を沢山持っているのは良いことだけど、真の上級者は決して手数が多い訳ではない。その辺を留意したら伸びる。

なので今回は、シンプルな手技(「母指・手根・肘を使った圧迫」、「母指・手根を使った揉捏」)を中心とした施術構成としました。

 

今回の施術の感想を聞くと、気まぐれで施行した「下腿三頭筋の肘ローリング」など(シンプルな手技ではなく)変化球的な刺激も褒めてくれていたので、、、何を求めているのかチョット分かりにくかったです。

 

 

「一般のお客さん(素人)」と「同業者」の違い

 

同級生や同業者を施術する場合、純粋なお客さん(素人)の感想とは多少異なるアドバイスになることがあると感じます。

例えば、以下など。

  • 手指の密着度合いがどうだったか
  • 垂直圧になっていたか
  • 教科書通りの揉捏方法だったか
  • 手押しにになっていないか(体重圧になっているか)
  • 探り手になっていないか
  • 漸増漸減・テンポがどうか

 

どうしても、「純粋にリラックスできるか」よりも「テクニカル的にどうか」という思考が(無自覚かもしれませんが)加わってしまった上での感想になりやすい印象を受けます。

 

確かに、これらのアドバイスは、お客さんの満足度を高めるために貴重なアドバイスであると感じる一方、「玄人の意見だからこそ、あまり参考にならないこと」も稀にあります。

 

で、その人のアドバイスを取り入れた結果、(素人のお客さんに対する)満足度が逆に下がることもあったりするから難しい。

 

※もちろん、人によってアドバイスが真逆で、混乱してしまうこともあります。

 

ベテラン施術家・同級生が「テクニカル的にどうか」に目が向きやすい気がします。

一方で、施術を受けなれていないサロンセラピストは素人目線の感想が聞けます。

※いずれの場合も、コメントを精査しながら、参考に出来る部分は取り入れるように心がけています♪

どんな意見も貴重であり、アドバイスをしてもらえるだけで有難いことです!

 

 

各々に満足してもらえるサービスを提供することは奥深いし難しい!

 

最近は、ヒトを癒すことの奥深さや難しさを感じることがあります。

 

一言でいうなら、「恋愛で、人に合わせて自分の魅せ方を変えて多くの人に好かれるのが良いのか、自分のキャラを貫き通し特定の人にだけ好かれる方が良いのか」に似ている気がします。。

 

今日は、同級生の施術後、2人施術して、どちらとも女性で、(女性ということもあり)「同級生への施術を踏襲したアプローチ」を(その人たちの主訴に丁寧に応じながら)展開したら、メチャクチャ感動されました。

ただし、同じ主訴・機能障害・身体的特徴を有した人でも、上記とは全く異なる感想を持つ人もいたりします。

 

自分を貫いた方が良いのか、全ての客に対して柔軟に手法を変えたほうが良いのか。

 

「治療」ならば絶対に後者であるべきですが、「リラクゼーション」はどなのでしょう??

 

人によってリラクゼーションに求めていること身がバラバラなので、前者でも良い気がするし、後者の考えでは自分の手法がいつまでたっても確立しないような気がします(「確立しない」というのは言い過ぎですが、「中途半端に手法が確立されそう」な気がします)。

これは、今回の件に限らず、この半年くらい感じている、永遠のテーマです。。

 

ある程度経験を積むことで「女性は男性に比べて○○」「初見者はリピーターに比べて○○」「このレベルの筋硬結・筋ボリュームがある人は、この手技は不向き、この手技で満足度が高い傾向」などなどパターンが見えてきましたが、パターン化するにも限度があります。

 

この業界では、「自身と相性の良い客、相性が悪い客」という表現がなされることがありますが、非常に深い言葉だと覆います。

 

※繰り返しになりますが、ここでは「治療」ではなく「リラクゼーション」の話をしています。

 

 

客に合わせた施術 VS 自分の信念を貫く施術

 

僕の知人に以下のような人がいます。

 

精密機械のような一定のリズムで指圧をする人

 

悪く言えば「単調」ですが、よく言えば圧が一定でぶれず「安定感がある」といった感じ。

 

お客さん(素人)も、同じように感じている人多いんじゃないかなー。。

 

ただ、リラクゼーションサロンのスタッフ(玄人集団)からすれば「単調すぎる」とのことで、仕事の空き時間に何度も施術チェックをさせられたり、そこからダメ出しを受けたりという話を聞いていました。

 

ただ、彼の持ち味は「単調で、整った精密機械の様なリズム」なので、それを他者のアドバイスで崩してしまうと、逆に強みが消えてしまうような気がします。

 

お客さんや他者のアドバイスは貴重ですが、それに振り回され過ぎると、本来の自分を見失ってしまう可能性がある。。。

 

難しいですね。。。

 

 

終わりに

 

そして、ひるがえって、じゃあ僕の強みとは何だろう??と考えます。

 

今のところ「知人の様に特徴的な何か」は僕には無いので、それを模索中!

 

僕はあん摩マッサージ指圧の手技に「治療」を求めているわけではないの、「特徴が無いことが特徴(妙な個性がない)」というのを個性にすべきなのか・・・

うーん 難しい!!

 

 

「お客さんが良い施術だったと思ってくれているか」の確認方法

 

余談として「自分の施術が良いと思ってもらえたかどうか」の確認方法を記載してみます。

 

施術がイマイチだった場合の反応

「施術がイマイチだった場合」は、お客さんは微妙な表情をして帰っていくので、分かりやすいです。

実費でお金を支払っている分、評価もシビアですね。

施術中に寝てしまい、ボーっとした表情で、ふらふらしながら帰って行く人もいますが、そいう人とは明らかに違った表情をしている場合があります(汗)。

 

施術が高評価だった場合

「施術が高評価だった場合」は、ダイレクトに「楽になったよ」「気持ち良かった」などと声をかけてくれます。

もちろん気を使ってくれている可能性もあります。

なので、上記のようなポジティブコメントに加えて、「来店時の気怠そうな態度」と「施術後の明るい表情・態度」の差なども観察すると「本当か嘘か」の判定確度が高くなります。

※「施術前は不愛想」という人の方が、コメント・態度からの効果判定はし易いということ。

 

ちなみに、こちらからお客さんに「(自身の施術は)どうだったか?」という感想は聞きません。それで「うーん、イマイチだった」と言われても気まずいですし、「凄く楽になった」と言われたとしても「単に気を使っているだけ」な可能性があるからです。

 

 

でもって、個人的に以下であれば「満足してくれている可能性が高い」と感じています。

ペアで来店して、(施術後に、スタッフの居ない)休憩席で、施術に関するポジティブな感想を発している。

 

今回は2名の女性を施術しましたが、2名ともペアでした。

でもって2名とも、休憩席で友人に「メチャクチャ気持ち良かったんだけど!」や「凄いスッキリしたー」と相手の友人に話している声が、漏れ聞こえてきました。

 

上記の字面だけでは想像しづらいですが「声の雰囲気(必ずしも明るいトーンという訳でもない)」や「その感想を受けての友人のリアクション(友人自身の施術がイマイチだった場合は「はははは・・・」など愛想笑いが聞こえてくる)との差」などは、聞いていて面白いです。

 

 

実家に帰省

 

無事に期末試験が終わりました。

 

試験後は集中講義があるのですが、僕は免除申請(既に同様の授業を他の学校で受けている場合は免除される制度を利用)していたので、1週間ほどの秋休み。

 

なので、実家へ久々に帰省してきました。

 

久々の病院へ

 

以前勤めていた病院へ遊びに行きました。

 

コロナの影響で「小まめな除菌が大変」とリハスタッフや介護士さんたちはボヤいていました。

 

ただ、みんな健康に働けているようで何よりです♪

 

病院へ立ち寄ると、昔働いていたことの思い出がよみがえってリフレッシュできますね。

 

 

病院が定期購読しているリハビリ雑誌を立ち読みしたり、コピーさせてもらったりして、お別れしました。

 

 

お世話になった整体院へ

 

理学療法士になって2年目くらいの時期に「勉強のためにお世話になった整体院」へ10年ぶりくらいに顔を出しました。

 

施術歴30年のベテラン整体師さんで、ネットの口コミも抜群です。

 

ですが、どうやらコロナの影響で、売り上げは芳しくないようです。

10年前は(勉強させてもらいたくなるほど)メチャクチャ繁盛していたのですが。。。

 

更にはコロナで、プライベートでも変化があったようで。

 

人生、何が起こるかわかりませんね。。

 

 

臨床実習

 

今月は臨床実習があり、普段は聞けない施術家の施術に触れることが出来て有意義でした。

 

やはり同じコンセプトを謡っていても、施術家それぞれに哲学があり、施術の仕方が異なっている。

 

一部の情報だけに触れていると価値観が偏ってしまうので、まずは見聞を広め、そこから取捨選択をして、自分なりに落とし込んでいくのが理想だと感じました。

 

来月から、2年後期がスタート。

 

有意義に過ごしたいと思います!

 

 

関連記事

 

以下は、「入学直前」「1年生」「2年生」「3年生」における日記・備忘録を記した記事をまとめてある。

 

入学前の日記

 

 

1年生の日記

 

 

2年生の日記

 

 

3年生の日記

 

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