3年目1月:理学療法士2名による講義

学生生活 - 3年目

国家試験まで、あと2カ月を切りました。

これまではアルバイト・ブログ構築・別の自己研鑽にかまけてきましたが、ここから先は最後の追い込み!

学業に最大限コミットした時間を過ごそうと思います。

 

目次

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授業開始1週目:東洋医学のポイントおさらい

 

初日から遅刻

授業開始の初日に遅刻しました。起きたら9時30分。1限目の授業は受けれなかったので、その日は欠席扱いです。

授業に参加できなかった悔しさは皆無ですが、その日の「日当分の給付金」がもらえないのがメチャクチャ悔しいです。

最近は早起きの習慣が無くなっていたので、少しでも早くライフスタイルを切り替えていきたいです。

 

東洋概論の要点を復習

東洋医学は普段から少しでも触れておかないと、すぐに覚えた内容を忘れてしまいます。

今週授業で行われた東洋概論の演習問題も、なかなか解くことが出来ず。。

なので残りの2カ月は、東洋医学に毎日触れつつ、西洋医学をコツコツと復習をしていく計画でいます。

 

 

授業開始2週目:対照的な2名の理学療法士講師

 

1月2週目は、理学療法士による特別講義が2回組み込まれていました。

「40歳代」と「80歳代」の2名の理学療法。

同じ理学療法士でも、対照的な部分もありました。

 

40歳代の理学療法士

 

40歳代の講師は、「問診」「動的な視診の重要性」も説いてくれたのは良かったと思います。

その他、「腰方形筋のストレッチ」など教えてもらいました。

 

ただ、「学生に対する商売根性」がどうしても気に入りません。

 

授業プリントに以下の様に、「卒後の不安を煽ったり、自身のセミナーに誘導するような資料」を入れ込んでるんですよね

 

 

 

この講師、実は1年次にも特別講師としてセミナーを開催していましたが、

 

その際も、学生に不安を煽ったり、セミナー内容を不必要に誇張して宣伝したりと、良い印象はありませんでした。

 

1年次のセミナー後は、実際にメール・LINE登録した人もいたみたい(実際にセミナーへ参加した人もいたかもしれません)。

僕は「試しにメール登録してみた」という同級生に話を聞いたのですが、「登録したら、しつこいくらいにセミナーの誘いがきてウンザリした」とのこと。

 

 

セミナーをすること自体を否定する気はありませんが、相手は「まだ働いていない、金欠気味な学生」です。

 

その学生からお金をむしり取るような行為は看過できませんね。。

 

 

理学療法の学生時代を振り返ってみても、外部講師が自身のセミナーの宣伝をしたりということは無かったです。

 

それよりも「無償で出来ること」として、意欲のある学生には、病院見学をさせたり、トレーナー業務の帯同をゆるしたり、ボランティアに誘ったりということはありました。

 

 

学生の内から、学校の授業以外で有料セミナーに出る価値は、ほとんどありません。

すでに医療系国家資格を有している場合は別として、学校の授業で学ぶ内容を理解することで十分です。

強いて言うなら、その知識・技術を生かすような環境に(アルバイト・ボランティアなどで)身をおいて、経験値に変換させることくらいでしょうか?

 

学生の内は「何となくすごいことを教えている風に見える」かもしれませんが、この講師が教えている内容は「卒業後1年ほど真面目に臨床経験を積めば、だれでも習得できるもの」なためお金の無駄です。

 

情弱ビジネスを展開しているため1年の時に不快感を覚えましたが、今回のセミナーで「また、やってくるのか」というウンザリしました。

 

 

ただ、どうしてもこの世界に浸っていると「収益化できるチャンスは、しっかりとモノにする」というマインドが形成されてしまうのかもしれません。

「あるいは自分が今まで搾取され続けてきたから、今度は搾取する側に回りたい」というマインドも形成されているのかもしれません。

 

っというのも、以前「夜間部の東洋系授業を担当している講師」が昼間部で特別セミナーをしてくれたことがあったのですが、その際は、サブスクリプションに誘導しようとしてました。

露骨な勧誘ではなかったですし、料金も月額数百円と良心的だった気がしますが、「学生の触診技術が向上するように、格安で触診動画が見放題なコンテンツを作ったので、興味があればぜひ」みたいな感じで言ってました。

 

僕の常識からすれば「学生の間は無料で、卒業後も継続してみたいなら有料へ」ってのが普通だと思っているのですが、この業界はちょっと違うのかもしれません。

 

 

セミナー不要!誰しもが持っている「ゴールデンタイム」を活用せよ

誰しもが「絶対に成長できるゴールデンタイム」を持っています。

 

それは、いつか?

 

答えは「卒後、就職して1〜3年くらいの間」です。

 

この期間は、何か勉強をする必要は特になく、目の前にいる患者さんを必死に「今ある知識・技術」で良くしようと思うだけで、ぐんぐん成長していきます。

 

この時期に、余計なインプットを増やさなくても良いと思います。

 

で、この時期を超えて壁にぶち当たった際に「そのままダラダラと今の知識・技術だけで臨床を続けるのか」あるいは「更なる高みを目指してアウトプットをしていくのか」が成長の分かれ道になります。

 

そして後者を選ぶならば、今まで働いてきた中で「自身が伸ばしたいと思っているスキル・技術、臨床での疑問点、学んでも使いそうにない技術、臨床での疑問点」などが浮き彫りになっているので、同じ自己研鑽をするにしても、得られる内容の質が全く異なってきます。

 

少し話が脱線しましたが、臨床をしていないうちから「学校以外の自己研鑽をする必要性」はありません。

強いてお勧めするとするなら、「癖の無いスタンダードな方法」を学べるセミナーでしょうか?

そういう意味では日本指圧専門学校のファミリー教室などはお勧めだし、他の整体院が主催している「スタンダードなテクニックが学べる場所」は良いかもしれません。

 

 

卒業してすぐの独立開業はもったいない

前述したように「卒後1〜3年」は自信を成長するためのゴールデンタイムです。

「評価」⇒「施術」⇒「再評価」⇒「その結果を仮説検証・考察」⇒「再評価・施術」・・・・を繰り返すだけで成長していきます。

 

ただ、その際に(どこかの組織に所属せずに)独立開業してしまうのは少しもったいない気がします。

 

っというのも、独立開業してしまった場合「すべての患者に対して、最大限の結果を出すよう意気込んでしまうから」です。

 

「敢えて、良くなるはずがない手技を用いてみる」「コミュニケーションを多めにとるケースと、取らないケースで治療結果が異なるか検証してみる」などなど、寄り道をして仮説検証する余白が、開業してしまうと減ってしまいます。

 

上記のような「一歩間違うと患者が自身から離れていってしまう行為」というのは、どこかに所属しているからこそ(結果が出ないことをしても、給料がちゃんともらえるからこそ)出来る行為と言えます。

 

「自身が金銭的に成功することにしか興味がない」なら話は別ですが、「人間の身体」「症状の誘因」「病態の真理」を追究したい人には、どこかに所属して色んなころを実験しながら仮説検証・考察する過程というのは、後々(ステレオタイプな施術家にならないために)活きてくると思います。

 

 

80歳代の理学療法士

 

2人目の理学療法士講師は、ご高齢な方でした。

 

豪華な笑いをするのが特徴で、偉ぶってた感じが無く、好印象。

あれくらいのベテランになれば、もう少し自分を大きく見せたり、威厳を持たせたりというのも容易いと思うのですが、そういう雰囲気が無い理学療法士です。

 

この様なキャラは、どこに行っても重宝されますし、医療分野のみならず、訪問リハビリなどの在宅分野でも大人気になりそうなのが、少し接してみるだけで直ぐに分かりました。

 

 

学んだコンセプト・手技

手技自体は「関節手技と軟部組織手技をミックスさた内容」で、それを肩・腰・膝へ当てはめたデモンストレーションも披露してもらえました。

 

関節手技は「理学療法の正規手技の名称」が用いられていましたが、実際には複数のコンセプトを混ぜ合わせて自分でアレンジした手技でしたね。

 

全体の流れを見ると「理学療法手技を整体に寄せてアレンジした方法」であると同時に、「整形外科クリニックに来院する軽症者の一部」には効果が出そうで、どの分野で働くにしても使えそうな示唆の富んだ授業だったと思います。

 

 

学生には無償で提供するという姿勢

夜間部の学生は、後日、講師の働いている施設に見学へ行ったとのこと。

この講師の様に「意欲があったり、興味がある学生には無償で見学をさせてあげる」というギブの精神こそ、学生に対する講師の真のスタンスだと思うのですが、このエピソードを聞いてホッとしました。

 

いずれにしても、前述したもう一人の理学療法士とは対照的な方でした。

 

 

授業開始3週目

 

授業開始3週目。

やっと「以前に学んだはずだが忘れてしまっていた知識」を思い出してきました。

また「規則正しい生活」にも慣れてきたので、この流れを引き継いだまま国家試験まで突き進みたいですね。

 

週末は、コロナワクチン3回目を摂取してきました。

国家試験当日にコロナ陽性になった場合、試験は受けれず、1年間を棒に振ることになるようなので。。

 

翌日は副反応に苦しめられましたが、多少の安心感が得られました。

 

コロナ不安が減った分、エネルギーを更に勉強に注いでいきます!!

 

 

関連記事

 

以下は、「入学直前」「1年生」「2年生」「3年生」における日記・備忘録を記した記事をまとめてある。

 

入学前の日記

 

 

1年生の日記

 

 

2年生の日記

 

 

3年生の日記

 

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