昨日、「鍼灸あん摩マッサージ指圧学校の学校説明会」に参加してみました。
理由は以下の通り。
ちなみに、今回は第二弾で、第一弾は以下を参照してください。
学校説明会の内容
今回の学校も、私が住んでいるアパートから電車で30分と、ほどほどな距離。
以下の内容で午前中を使った説明会でした。
- プロジェクタを使っての学校の特徴・試験説明
- 鍼のお試し
- 姿勢に対する授業
学校の特徴
この学校は、「鍼灸・あん摩マッサージ学科」「鍼灸昼間部」「鍼灸夜間部」があり、どれも今年の国家試験合格率100%。
また、この学校は「複数の学校を持っていている法人」が運用していてネットワークが構築できているので、そのグループ内で「国試対策アプリで勉強ができる」や「ネットワーク内での求人のやり取り」がおこなわれていたりするのも特徴のようです。
求人に関しては、このグループ内でしか出回らないクローズな内容にもかかわらず、メチャクチャ求人数が多いのには驚きました。
まぁ、あくまで関東圏における求人の話なので地方出身の私には関係なさそうですが。。
あとは・・「針」「灸」という言葉について以下の説明が。
- 針をイメージしがちだが、実際は鍼。この方が、何となく人に与えるイメージも違うはず。
- 灸は「炙(あぶる)」と書く人がいるけども、違うんですよ。
鍼体験
鍼体験は、各テーブルに鍼が並べられていて、それを「針山?へ刺す」というのを体験しました。
鍼は刺されたことも、刺したこともないのですが、説明も含めた楽しかったです。
鍼は1本1本が滅菌された状態で袋に入って、それを剥がすと「針が入ったプラスチックの筒」が出てきます。
で、その筒からポキっと鍼を外して、「その筒ごと、体表につけて(今回は針山?)、トントン押して刺す」って感じです。
で筒を外して、もう少し深く入れていく。
あとは、隣の人とツボを押しあったりもしました。
ツボの名前は「労宮(ろうきゅう)」で「手指をギュッと握った際に、中指の指先が当たる場所」が目安だそうです。
実際に自分の手で試してみると、確かにツボらしきポイントがある。
色んな効果があるそうですが、その中の一つが「緊張をほぐす効果」だそうで、今度緊張したら使ってみたいと思います。
自分のツボだと簡単に押せましたが、患者さんになると難しいのだろうな。。
自分だったら「何も感じなければ微調整で位置をずらせる」けども、患者さんなら(当たり前ですが)分からない。
鍼ともなれば尚更的確にツボをとらえる必要があるわけで、この技術は「あん摩」や「指圧」でも直接関係しているので親和性のある資格だと改めて感じました。
ちなみに、この学校では、鍼授業の際に、ゴム手袋・指サックをするのも特徴のようです。
感染予防が目的だとか。
どの学校も同様かは分からないのですが、あまりゴム手袋をしているイメージはなかったので「色々な方法があるのだなぁ」と思いました。
そこまで徹底する理由としては「病院・施設での需要なども見越している(それらの場所では、施術院より感染リスクが高いはずだから)」という考えがあるようです。
まとめ
初めて鍼に接したので楽しかったです。
ただ、「鍼の練習するのって大変そうだな」と感じました。
モノを用意しなければいけないので、あん摩マッサージ指圧のように安易に練習でき無さそうだなと。
1本1本密封された鍼を用意し(この学校方式を採用するなら)指サックなんかも必要になるから、練習量を増やすと自然とお金もかかりそうです。。
※ちなみに(割愛しましたが)所々で消毒液も使用します。
「キネシオテーピング指導員資格を取得する過程での勉強」も同じような感想を持ったのですが、その記憶がよみがえってきました。
※まぁ、1本1本で換算すると、そこまで高価なものではないかもですが(値段は分かりません)。
説明会の後に「個別相談がしたい方は残ってほしい」と言われ、かなりの方々が残っていましたが、(以前の説明会のような座談会形式ではなく)マンツーマンな説明会な場合、時間を割いてもらうのが申し訳ないので会場を後にしました。
ただ、学校入り口の掲示板を眺めていると、教員の方が話しかけてくださり小話をしていただくことに。
鍼は非常にザックリと以下に分類されるとのこと。
- 西洋スタイルの鍼
- 中医学の鍼
- 日本から古く伝わっている鍼
この学校では、卒後どのスタイルにでも進めるようなバランスの良い授業を展開しているとのことでした。