3年目10月:最高難易度だった「卒業試験」

学生生活 - 3年目

学校生活3年目10月。

今月は卒業試験が開催されました。

いよいよ、学生生活も終わりが近づいてきてますね。

 

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最高難易度だった「卒業試験」

 

10月は卒業試験でした。

 

卒業試験を開催するには早すぎる時期だと感じますし、卒業試験の後に期末試験が存在するという意味不明なカリキュラムが謎過ぎますが、とにかく卒業試験がありました。

 

最近は毎週のように模擬テストで、毎回(勉強していない割には)成績が良かったので、卒業試験1週間前からまじめに勉強初めて、これで万全って思ってたのが間違いでした。

 

模擬テストと比べて格段に難しかった。

 

模擬試験や国家試験過去問で自信をつけ始めた人も、僕と同様に問題を解きながらメチャクチャ焦ったのではと推察します。

 

設問や選択肢の「言い回し」がわざと小難しくなっていたり、引っ掛け問題が多かったり、マニアックな問題が出題されたり。

 

4択問題な訳ですが「消去法で2つは消せても、残りの2つのどちらが正解かわからない」みたいな感じで、100%自信をもって回答できる問題が(模擬試験と比べて圧倒的に少なかった)。

 

入学して初めて「再試を受けることになるかもしれない」と背筋が寒くなり、もっと試験準備をしてこなかった自分を呪いました。

 

そんな訳で、数日後の合格発表までは憂鬱な気持ちが続いたわけですが、辛うじて合格できました。

 

どうやら、卒業試験の目的は「国家試験に対する危機感を持ってもらうため」というのが含まれているようで、1/3が不合格(再試験)となりました。

 

※昨年の合格率は1/2だったと、試験後に判明しましたし、不合格になった人も気を落とさないようにしてほしいです。。

 

卒業試験で身が引き締まった

 

結局は合格できたのですが「分かっていたつもりになっていただけな知識も多い」と気づかされて身が引き締まりました。

 

卒業試験が無かったら、勉強をおろそかにして国家試験に臨み(万が一の可能性として)不合格となっていたかもしれません。

 

学校側も、上記の気持ちにさせることを意図していたと思われますが、最近コツコツとべ供して成績を伸ばしてきた人たちもチラホラと不合格だったりで「学校側の意図とは裏腹に芽生え始めてきた自信をくじいてやる気を失わせてしまう可能性」も危惧されるレベルの難しさだったと感じます。。

 

これからは、もっと学業に時間を割いて精進しようと思います。

 

 

コンディショニング事業が軌道に乗ったよ

 

昨月から開始した「訪問看護ステーションスタッフに対するコンディショニング事業」が軌道に乗ってきました。

 

「軌道に乗ってくる」とは言っても、そもそもの契約が「毎週金曜・30分3000円×4人」なので売り上げ自体の変化はないのですが、スタッフに好評で「凄く楽になった」「再び自分の番が回ってくるのが楽しみ」などと、ポジティブなコメントばかりで持ち上げてくれるので自信が付きます。

 

費用は事業所が負担するので「自腹を切っていない分、感想が辛口にはなりにくい」という側面は十分に差し引かなければいけないと思いますが、やはり褒められるというのは悪い気はしませんし、こういうポジティブ体験の積み重ねは、自身を良い方向に高めてくれる気がします。

 

こういうご縁は、持とうと思ってもなかなか持てるものではないので、学校卒業までは(他のアルバイトは辞めたとしても)継続していきたいと考えています!

 

 

将来はセミリタイヤ生活を楽しみたい

 

最近、同級生や同僚に以下の質問をされることが多いです。

 

勉強も頑張りつつ、そんなに多くのバイトを掛け持ちして凄いね。将来も、この調子で忙しくして、稼ぎまくるんでしょ?
 
現在、僕は月~土曜の午前中に学校へ通いつつ以下のスケジュールでアルバイトに励んでいます。
  • 月:整形外科クリニック
  • 火:訪問リハビリ
  • 水:整形外科クリニック
  • 木:訪問リハビリ
  • 金:ステーションの看護師に対する自費コンディショニング事業
  • 土:リラクゼーションサロン
 
上記を伝えると「将来凄い野望(お金持ちになる・お店を大繁盛させるなど)があって、それを実現するために頑張っているのだろう」と思われてしまうようです。

 

ですが、それは違います。

 

僕の将来のビジョンは「ノンビリとしたセミリタイヤ生活」です。

 

でもっ今は、以下のような志で忙しくしています。

 

どうせ学生生活を送って行動が制限されるなら、その間に可能な限り経験を詰め込んで良い思い出を作っておきたい。で、卒業後は今の忙しさから解放されたマイペースな人生を歩んでいきたい。

 

上記を話すと、多くの人が「意外そうな表情」を浮かべます。

 

ですが、これは入学前から考えていたことであり、終始一貫しています。

 

そして「このビジョンを実現させる土壌」は整ったように思います。

 

 

将来、ガツガツお金儲けをしようとは思っていない

 

先日、同級生に以下の質問をされました。

 

訪問マッサージって、保険使わないといけないから面倒くさいし、実費で訪問リハビリしたほうが稼げるよ!

 

その人は、「1年生時からリラクゼーションサロンでの勤務を本業としつつ、2年生からで自費訪問(訪問リラクゼーション事業)も開始して成功している」というアグレッシブな人です。

 

卒後に関しても、かなり大きな野望を持っていますが、それを実現させるためのポテンシャルも十分に持っていると感じます。

 

そして、その野望の実現を応援したいと思う一方で、「僕の卒後ビジョンとはベクトルが全く異なるなぁ」と感じます。

 

 

アメリカの諺に以下があるそうです。

 

好きなことをしなさい、そうすれば一生の間、1日たりとも働かずに暮らせる

 

いくらお金が儲かっても、その仕事が「自分のやりたいこと」でなければ幸せになりにくい。

 

そして「自分が好きなことを仕事と出来た場合」は「自分が働いている」という感覚自体が薄らぎ、一生続けられるライフワークとなり得ます。

 

僕の性格上、お金を稼ごう!!と気負うと、ストレスも多く抱え込んでしまいそうな気がします。

 

これは、彼と僕の性格上の違いなため、どちらの働き方が良いか悪いかといった問題ではなく相性の問題です。

 

そして、他者と比較するのではなく、自分にあった働き方を実現させることこそが重要だと考えます。

 

「定年」という概念が薄らいでいる昨今において、お金に縛られるのではなく、上記のように「ゆる~く、マイペースに、自分のやりたいことを続けながら生きていく」というのが僕のビジョンです。

 

ここで、ショーンエイカー著の「幸福優位の7つの法則」という有名な本を紹介してみます。

この書籍が言いたいのは以下の通り。

成功するから幸せになるのではない。幸せになるから成功できるのだ。

 

以下は、上記の書籍を簡潔に紹介しており「無理なく、楽しく働くことの大切さ」が分かる内容となっています。

 

 

 

自分の思い通りに生きていくには開業しかない

 

理学療法の仕事は、収入が安定していて業務内容も大好きです。

 

特にクリニックでのリハビリは即自的効果を喜んでいただけてやりがいがありますしクリエイティブな作業の連続なため時間が経つのもあっという間です。

 

ただし、「自分で仕事量の裁量」や「時間」をコントロールしにくい点や、各所属先に存在する決まり事・間接業務を(自分が好むかどうか・重要と思うかどうかに関係なく)こなす必要があるのがデメリットです。

このことからも、マイペースに行動したい自分にとっての「最適解」ではないと考えています。

 

訪問リハビリは、整形外科クリニックよりも「自分に裁量権がある」や「時間の融通が利く」と感じますが、どうせならあん摩マッサージ指圧師の資格を取得して、自身で訪問事業を開業したほうが「好きな仕事を、好きな量に調整しつつ楽しめる」という発想で、現在学校へ通っています。

 

訪問リハビリ事業は、前の職場で立ち上げを任されて10年以上携わってきましたが、やはり「(病院の収益が絡むため)むやみやたらに仕事をセーブすること」は許されませんでした。

一方で開業すれば「ほどほどな量に仕事を調整し、他の事業も多角的にに展開しつつ、人生を楽しむことができる」と考えるわけです。

 

ただし、開業すると「安定したお給料」というのは望めません。

※もちろん、福利厚生もないので「有給使って休んでいるのにお金が入ってくる」なんてこともありません。

 

そんな状況下で「ガツガツと儲けようとも思わない」などと思っても、生活していくことを考えると「お金」は重要なため、ある程度は自発的に行動し続けるアグレッシブさは必要となるでしょう(ただ「ほどほどなアグレッシブさ」で「ゆる~く稼いでいく」というのが理想です)。

 

そんな重要な「お金」に関して、これまでの資産運用や多角的な金融戦略のおかげで、セミリタイアの目途が立ったので、この様なビジョンを夢見ているという訳です。

 

「セミリタイアするだけのお金は貯まった」とは言っても、それは「贅沢・散財をせずに質素に暮らせば」という条件付きです。

 

 

なぜ、いま忙しくしているのか?

 

幸いなことに僕は、自炊が好きなので無暗に外食はしませんし、衝動買いもほとんどありません。

 

また、将来の自分に対する投資(リターンが生まれそうなもの)や体験・経験につながっるものには躊躇なくお金を使うので、自己研鑽のための書籍代・研修費は出し惜しみしませんが、きちんと精査してお金を使うので「後で後悔しそうなお金の使い方」は少ないと思います。

 

加えて、「将来の自分に対する経験蓄積」や「思い出になりそうな体験」は必ずしもお金を払わなくとも手に入ります。

例えば現在仕事としている「訪問リハビリ」「整形外科クリニック勤務」「リラクゼーションサロン」「自費コンディショニング」は、どれも自身を高めてくれていますし、そこでのスタッフ・患者さんとの交流は今後も良い思い出として僕の財産となりそうです。

 

アルバイトをする理由はもちろん「お金」もありますが、「お金」だけなら訪問リハビリだけにコミットしたほうが断然稼げます。

「クリニック・訪問・サロン・自費コンディショニング」における各々の活動フィールドでシステム・ルールが違うため、それらを覚える手間暇も1/4で済みます。

ただ、これら職場は各々で得られる経験・スキルが異なるため、僕にとってはお金よりも価値があるというわけです。

 

上記のような「複業」は、(正社員には慣れない)学生だからこそできる働き方だと思っているので、この「学生」という立場を最大限に活かして「お金では買いにくい経験・体験」を多く手に入れて卒業したいと思っています。

 

 

お金よりも価値があるもの、それは時間

 

今忙しく出来ているのは「ゴールが目の前に、明確に存在しているからこそ」です。

 

つまりは「今は期間限定で忙しくしている。卒業したら、こんなに忙しくしない」と割り切っているからこそ、多動的に頑張れているのだと思います(この生活を永続的に続けろと言われたら、想像するだけで嫌気がさします)。

 

 

ちなみに、仕事の掛け持ちをしていると、テスト直前などは流石に憂鬱になります。

僕にとっての優先順位は「仕事(兼自己研鑽)>学業」なので、「仕事に必要な準備・学習」をしたうえでの「学校テストの勉強」となるわけですが、時間のやりくりに苦労します。

 

そんな感じで憂鬱にしている僕に、友人が「大変なら仕事減らせば良いのに」と不思議がってアドバイスをくれました。

 

確かに、学生になってまで(生活費も学士でいる間は国が一定額保証してくれるわけですし)もっと自由を謳歌するというのもアリだと感じることもあります。

 

ただ以下の2点から、可能な限り現在の生活をキープしたいと考えています。

  • 複数の業務をバランスよく掛け持ちできるのは、学生のいまだからこそ
  • 自由な時間が限られているからこそ、余った時間を貴重に感じ、有意義に使える

 

入学してからの半年間はのんびりとした時間の使い方をしていましたが、その半年を通じて以下のことが学べました。

時間というのは、限ら手ている(有限である)と自覚するからこそ貴重だと感じる

 

入学して半年が経過したころに「病院に勤めていた時と比べて、時間の有難みが減ってきていること」に危機感を感じました。

 

そのため「今できることを全力で実施することで、将来へ余力が生まれ、何か新たに挑戦したいことが出来た際に、そこへ割り振る時間も出来る」と現在の時間の使い方にシフトした訳です。

 

 

ただ、やはりベストは「もう少し自由な時間がある環境」です。

ブログ執筆も滞っており、別ブログでアウトプットしたい記事内容が溜まっています。

なので、卒後に保険請求できる権利を得てから、今まで蓄積したスキルをアウトプットして訪問マッサージ・週末リラクゼーション・ブログ執筆などをノンビリしながら社会貢献をしつつ、セミリタイア生活を楽しむのが今の夢です。

 

いずれにしても、生涯現役と言われる昨今において「自分がやっていて楽しいと思える仕事」に出会えて、かつ「セミリタイアが可能なだけの貯蓄が出来ている環境を持っている」というのは幸せなことだとシミジミと感じます。

 

 

個人型確定拠出年金iDeCoを始めることに

 

iDecoを始めることにしました。

 

ちょっと遅すぎた感がありましたが、卒業後における「1年間の大まかな目途」が経ったのが理由です。

 

「厚生年金or国民年金のどちらに加入しているか」で掛け金が違うので、そうなると在学時と卒後の仕事スタイルによっては変更手続きが必要となってくるのですが、少なくとも卒後1年は国民年金スタイルで行こうと思っています。

 

厚生年金・国民年金で最高掛け金額の違いは以下の通り。

職業 拠出限度額
自営業者等 月6.8万円(年間81.6万円)
専業主婦(主夫)等 月2.3万円(年間27.6万円)
会社員 勤務先に企業年金が無い
「勤務先に企業年金が無い」かつ「企業型確定拠出年金に加入している」 月2万円(年間24万円)
勤務先に企業年金などがある
公務員 月1.2万円(年間14.4万円)

 

上記の様に、自営業者は「掛け金の上限」が他とは段違いです。

 

iDecoは多くの加入メリットがあるので、「余剰資金がある」かつ「金融リテラシーが十分備わっている」という人は是非入っておいた方が良いと思います。

 

特に(運用益だけに目を奪われがちですが)「掛け金額は所得控除として活用できる」というのはメリットで、自営業者の大きな味方になってくれます。

 

iDecoに関しては以下でデメリットも含めて初心者にもわかりやすく解説されているので、興味がある方は参考にしてみてください。

 

 

 

 

 

関連記事

 

以下は、「入学直前」「1年生」「2年生」「3年生」における日記・備忘録を記した記事をまとめてある。

 

入学前の日記

 

 

1年生の日記

 

 

2年生の日記

 

 

3年生の日記

 

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